てふてふが

アサギマダラか゜飛び交う季節になった。

海を渡る蝶として、知られているこのアサギマダラが、
当地、朝熊ケ岳500メートル付近の花の上で、
羽を休める姿を見ることが出来る。

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成虫は春から夏にかけて、
南(南西諸島・台湾)から北(信州・東北地方)へ移動し、
移動先で世代を重ねた後、秋10月頃南を目指す、健気な奴だ。

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この蝶を見ると、思い出す詩が有る。

  てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた・

昭和初期の詩人、
安西冬衛の「軍艦茉莉」という詩集に収められた「春」という題名の作品だ。

韃靼海峡は、大陸と樺太の間、間宮海峡を指すらしい。

春とは言え北の荒々しい海の、波の上を、
てふてふが頼りなくてふてふと、飛んでいる様を想像すると、
胸が熱くなる。

これが「てふてふが一匹間宮海峡を渡つて行つた」だったら・・・・・
春だから多分大陸から日本へだろう。
安西冬衛の蝶は何蝶だったのか。これも気になる。

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この蝶はマーキングがされている。
その時、羽を痛めたのだろうか。
これからの長い旅路、無事でありますように。












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